変わるしかないんだ!

H氏から、知っておきたい健康や経済のこと

食を考えることはその土地の自然を考えることでもある。

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おはようございます、

今日も今からここからです!

 

 

昨日は録っておいた蛍(ホタル)を特集した番組を

見ました、ドキュメンタリー好きの私です。

 

 

蛍とは一体なんぞや?というところから、

ただ綺麗に光る虫としかしらなかったので、、。

 

 

蛍前線というのを気象庁が発表してるんですね、

桜と並び日本人にはとても関係の深い存在なのです。

 

 

鹿児島の川内川から始まり、北海道の釧路湿原まで、

前線は上がっていきます。

 

 

宮本輝の小説で「蛍川」というのがあって、ものすごい数の

蛍が乱舞する光景がありますが、

 

 

わずかながらに、それに近い景色がまだこの日本にも

残っているようです。

 

 

孫と「見に行きたいなー」とまずは思いました、

宮崎県延岡市が特に圧巻の光のショーでした。

 

 

蛍は綺麗な水が不可欠です、ゲンジボタルは川に、

ヘイケボタルは田んぼに暮らすんですね。

 

 

問題なのはヘイケボタルでゲンジ以上に絶滅の危機に

あるそうです、原因はやはり農薬ですね。

 

 

どんなに農薬会社や農協が安全性を唱おうが

虫もカエルも寄り付かなくなった作物に安全はありません。

 

 

ヘイケボタルを探す旅は山形県高畠町にたどり着きます、

多くの農家が有機栽培で米を育てています。

 

 

その番組で初めて知ったのですが、僕らの仲間とも縁がある

土地でその理由がやっと判りました。

 

 

そこで最初に有機栽培を始めた方の理由も

虫たちと同じで自分が農薬で身体をやられたからだそうです。

 

 

農薬を撒いた日から寝込んでしまう状態になるそうです、

僕らはそれを食べているです。

 

 

虫やカエルや幼虫の餌であるタニシが戻り、

蛍が帰ってきたのは有機を始めてなんと20年後だそうです!

 

 

その番組で蛍という虫は美しさだけでなく、日本の葦原や川原の

原風景を象徴する環境に育つ存在なんです、

 

 

まるで彼らの光の数がその原風景のバロメーターのような

役割をしていたなんて、偶然とは思えません。

 

 

やはり、僕は農薬がかかったものは、たとえ魚沼産こしひかり

だと言われても(笑)、買わないようにしようと思いました。

 

 

今は少し高いですが、有機栽培の玄米を仕入れて

家でそのまま、あるいは少し精米して食べています。

 

 

食を考えることは、日本の自然を考えることでもあると

番組は教えてくれました。

 

 

☆あなたの守りたい原風景はありますか?