おはようございます、今日も今からここからです!
うちの方は暫く雨が降る日が多くなりそうです、これで涼しくなるのかな?
昨日はいろいろ仕事をやって、寝る前に録りためたビデオをみました。
知らない方も多いと思いますが、渡辺貞夫さんというサクソフォン奏者がいます。
僕らが中学生とかの頃、一世を風靡したジャズ奏者で「世界のナベサダ」と言われていました。
オールバックで髭面で資生堂のコロンなどのCMに出てるカッコいいオッチャン。
その彼が70歳の時に、18歳の高校出たばかりのジャズドラマー志望の子を抜擢して、日本中のツアーに出るお話。
そのドラマーは地元で「天才ドラマー」ともてはやされて上京、そしてナベサダに合流、
でも最初に髪の毛を染めて苦言、ツアーでは毎日苦言、ナベサダからダメ出しの連続。
観てる僕はジャズの事はわからないけど、ナベサダが何を言いたいのかはわかる、
でも彼にはわからない、「テクニックじゃなくてお前が俺たちや観客と心を交わすことなんだよ」
それでも彼はテクニックだと思ってしまう、その交わせないのもテクニックのせいだと。
そっちが先じゃないんだぜ、ハートが先なんだよ、、と。
そして、もう何がなんだか分からなくなるまでナベサダは追い詰める。
分からなくなった時にテクニックを考えず、がむしゃらにみんなと同調していく。
そして、ミュージシャンとしての大事な何かを知る、でもまだまだ始まりに過ぎない、というお話。
この映像何がビックリするかというと、これ18年前の話で、今その彼は36歳になっている(笑)。
もちろんジャズドラマー、そして学校でドラムを教える立場になっている。
ナベサダは、、生きている、そして今でもサクソフォンを吹いている、88歳!
凄い!人間って凄い!情熱持って生きてる人でいたいとおもった貴重な映像でした。