おはようございます、
今日も今からここからです。
昨日はビデオに撮っておいた聖路加病院の
院長だった日野原重明先生の生涯を見ました。
日野原先生は105歳でお亡くなりになって
なんか長生きで有名でしたが、
なによりも功績や考え方が素敵な方だった。
よど号事件では、その飛行機に乗っており
犯人に直談判し、弱者の解放を訴えた。
後に犯人の脱国者たちは、
「被害者たちの人生につらい思い出を残した君たちには罪がある」
という日野原さんの言葉を今、反省して彼に謝りたいと言っている。
地下鉄サリン事件では、一瞬の判断で
全ての外来を中止し、圧倒的な数の被害者を受け入れた。
どうやら関東大震災に備えて、
病院の設計段階から廊下などで大量の患者を
診察出来るようにしていたそうです。
こういう自分を含めた人の生死を考える中で、
彼は晩年、子供たちに「命の授業」というのを
やっていくようになります。
その中で彼は子どもたちに
「命ってなんだろう?」と問います。
そして彼は答えます、命とは、、
「時間」のことです。
自分に与えられた時間を何に使うか?
それが人にとって最も大切なこと。
人のためにその時間=命を使って欲しいと、。
そして、死を迎えた彼に最後に出すための
本の編集者が意を決して聴きます。
「先生、死ぬのは怖いですか?」
そして言います。
「未知なるものだから怖いよ」
近親者と最期の会話をします。
「先生、別れとはなんですか?」
そして言います。
「別れとは、、」
「その人との出逢いの意味をもう一度
見つめなおしてくれるもの。」
これから残されていく人への思いやりが
込められたなんて優しい言葉なんだろう。
私とあなたとの出逢いは深い意味があったよ、
だから別れは悲しむためのものだけではない。
そう、先生は言ってるように聞こえました。
今日も1つの出逢いを大切に生きていきましょう!
読んでくださりありがとう。