子育て論の根本として「食」について書いてきましたが、
今回でひと休みにしますね。
僕らが60兆個の細胞の塊であること。
そして、細胞は水と空気と
約50種類の必須栄養素で出来ていること。
ここまで書きました。
そしてその細胞たちなんですが、
彼らも1つ1つに寿命があるんですねー。
その細胞の寿命は部位にもよりますが、
とにかく長くて数年で役目を終えます。
それが便で排出されたり、
目に見えるものでは、
垢や抜け毛ですね。
死にっぱなしでは人間の身体はどんどん
小さくなっちゃいますから(笑)、
当然新しい細胞が生まれるわけです。
その古い細胞が死に、
新しい細胞が生まれることを、
「新陳代謝」というわけです。
昔の学説では脳細胞は変わらないって
言われてましたが、
最近は脳細胞も同じように
「新陳代謝がされている」という学説が
出てきました。
この分野、どんどん今はアップデートされています。
昔の常識が非常識に変わっていきます。
とにかく、僕らは1つ1つの細胞にスポットを
当てて考えなくてはなりません。
1つの1つの細胞が元気に出来上がっているか?
それを決めるのは、
僕らがその材料である水&空気&栄養素を
きちんと揃えられたか?
つまり、何を口と鼻から入れたか?
それが大切なんですね。
良い材料を入れるだけでなく、
細胞にとって入ってきて欲しくないもの、
それを入れない事も含めて、
「食」が何よりも大切な理由なのです。
だから、その材料を選んで子供の細胞に
届ける行為を担っている両親が
一番大切な子育ての仕事は
「食」への意識なんです。