おはようございます、今日も今からここからです!
昨夜は昨日書いた父親の自叙伝を読んでいて少し夜更かしをしてしまいました、
まだ眠いのですが、目が覚めたらこの日記を書くことが習慣になっていて(笑)。
それにしてもまだ植え巻ではありますが、父親の人生の歩み、面白かったです。
戦争の中に生まれ、中学2年までの大事な多感期を過ごした、
まず何十回にのぼる空襲を家族7人よく生きながらえた、それだけで感動します。
特に3月10日の東京大空襲と呼ばれるあの日に両国の真っ只中にいたとは、、。
逃げ込んだ小学校だけが焼かれなかった、なんという奇跡かと。
そしてそこから家をなくし、知り合いを頼って命をなんとか繋いでいく。
辛い経験をした家族が戦後やっと落ち着く頃に実父と妹の死。
就職して苦学して役員にまで上った父でしたが、労組との手痛い葛藤。
まあ、映画にしても良いくらいの話で、面白いといったら不謹慎ですが、一気に読みました。
その中で唯一、結婚後の家族のことを書く時がとても和みます、
愛情に満ち溢れています、その理由はやはり幼少期からの苦労、
就職して戦い続けた中での、家族への思いの強さにあるように思えます。
「自分は生まれなかったとしても不思議ではない」これを読んであらためて思いました。
生まれてくる理由があったんだ、よりこの命を慈しもうと。
そして、やはりこの命をいただいた両親とご先祖様の思いをいつでも想おうと。
素晴らしきかな人生は。