おはようございます、今日も今からここからです!
昨日は本当に久しぶりに早くベッドに入り、本を読んで寝ました。
宮本輝の自伝小説の流転の海シリーズ、30年近くかかって7巻かな?完結したみたいなので
最初からもう一度読み直して、まだ読んでいない6、7巻に入っていこうと思っています。
6巻なのか7巻なのか?もわかっていない(笑)。
宮本輝の家族、特に父親を架空の人物として描いているのですが凄い人生で、
いろんな事業を起こし、最期は貧しくなっていってしまうみたいなのですが、
決してその父親をネガティブな失敗シャロンとしては書いていかないし、
おそらく最期もポジティブなものとして、終わるのではないか?と予測しています。
それは1つは父親としてその姿を見ることは出来なかったけど、
50歳で生まれた最愛のか細い落ち着きのない息子が大作家になったという事実。
とにかく彼は息子に生き様を伝えなんとか息子が20歳になるまで生きようとする。
そして、彼は事業は尽くその性格から投げ出したり騙されたりして萎んでいくが、
人としての在り方は決して揺るがない慈悲深い心を常に持っている。
人というのは「何になったか?」というよりも「どう在ったか?」
どういう存在でいたか?というのが一番大切なのだと最近思うのです。
そういう意味でもこの小説はグングン引き込まれていくし、面白いわけです。
読書の苦手な自分ですが最期までいきます、そしてまた感想を書きます。